マルチプラットフォーム
マルチデバイスに対応したアプリケーション
それぞれのデバイスに向けたアプリケーションの提供
アプリケーションをマルチデバイスに展開する場合、スクリーンサイズやオリエンテーションの違いによって同一のアプリケーションであってもナビゲーションやグローバルメニューなどアプリケーション構造自体が大きく異なる場合があります。また、各画面においても画面サイズに応じて適切なレイアウトを提供しなくては同様のUXは得られません。
nexacro beyondでは、異なる構造を持ったアプリケーション情報と解像度などによって分類されたスクリーン情報、そして各画面には解像度に応じた複数のレイアウトを持つことができ、その組み合わせによってマルチデバイス対応を行います。
実行時には利用者のデバイス情報から適切なスクリーンを決定し、そのスクリーン情報に関連付けられたアプリケーション情報や画面レイアウトをレスポンスすることで利用端末に最適なアプリケーションの提供を実現します。

マルチアプリケーション情報とスクリーン情報
1つのプロジェクトの中に異なるフレーム構造を持った複数のアプリケーション情報と解像度ごとのスクリーン情報の定義が行え、起動時に取得した端末情報から対応したスクリーンを決定し、そのスクリーンに関連付けられたアプリケーションが実行されます。

アプリケーション情報
複数のスクリーンそれぞれに適した画面全体の構造を管理するために、プロジェクト内に複数のアプリケーション定義が行える機能をサポートしています。
各アプリケーション情報には、アプリケーションの骨格となるフレーム構造のほかに参照するCSSファイルや固有の実装が必要なスクリプトが含まれます。
スクリーン情報
アプリケーションの利用が想定される画面サイズやOS種別、ロケール、オリエンテーションによって識別されるスクリーン情報を複数定義することができます。
スクリーン情報には利用するテーマやスクロールバータイプなどが設定でき、アプリケーション情報と関連付けを行うことで起動した端末情報から合致するアプリケーションが自動的に実行されます。
スクリーンサイズに適応するマルチレイアウト機能
画面(UI定義ファイル)には、画面サイズに応じた異なる画面レイアウトを複数作成することができ、リサイズや画面分割機能を組み合わせることで、各スクリーンに対する画面を1つのソースファイルの中で開発・管理することができます。
Multi Layout Manager(MLM)

定義した個々のスクリーンに適した画面レイアウトを開発するためのレイアウト編集機能です。単一のUI定義ファイルの中にスクリーンサイズごとのレイアウトが作成でき、ドラッグ操作にてUIの大きさや配置が自由に変更ができます。
各レイアウトは、利用端末にて選択されたスクリーンに対して、自動的に対応したレイアウトが選択されます。
Position(リサイズ)

UIの表示位置や大きさを決定する設定値です。左上や幅、高さなど6つのポジションから4つを選択することができ、右端や下からを指定することで画面サイズに応じてUIをリサイズさせることができます。
STEP(画面分割)

スマートフォンのような解像度の低い画面(Small)に対して、構成しているUIを分割したレイアウトで表示する機能です。実行時はスワイプ操作で画面の切り替えを行います。
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